ZENAIM KEYBOARD TKLをご愛用いただいているユーザーから、「キーボード裏面のラバーが剥がれてしまう」という声をいただいていました。
この課題を受け、安定性と耐久性をさらに高めるために、キーボードのレッグ形状を改良、さらにラバー素材も改善することで、より安定したプレイ環境をお届けできる状態となりました。
ラバーが“剥がれにくい”レッグ構造へ
まず、ラバー部品の脱落リスクに対処するため、脚部(レッグ)の構造そのものを見直しました。
従来はレッグ表面に貼り付けていたラバー部を、凹形状の内部に組み込む方式に変更。これにより、どの方向から力が加わってもラバーが引きはがされにくくなり、使用中のズレや不安定さが大きく改善されています(図1)
この形状改良は、4度傾斜と8度傾斜の両方の脚部に適用されています(図2)
グリップ性能を支える“素材”の見直し
さらに、キーボード底面に配置されたラバーの素材自体もアップデートしました(図3)
これまで使用していたウレタン系素材に代わり、より高いグリップ力を発揮するシリコン系素材を新たに採用。これにより、滑りにくさが一層向上し、プレイ中のキーボードの安定感がさらに強化されています。
・変更前:ウレタン系素材(一般的な滑り止め)
・変更後:シリコン系素材(柔軟性と耐久性、グリップ性能を兼備)
ユーザーの声をきっかけに改良を重ねていく
一見すると小さなパーツに見えるレッグやラバー部品ですが、操作時の安定性や製品寿命への影響は決して小さくありません。私たちはユーザーの皆さまの声をきっかけに、形状・構造・素材のすべてに目を向け、細部までこだわった改良を重ねてきました。
もちろん、ラバーは消耗品であり、使用環境によっては時間の経過とともに劣化することもあります。それでも、ユーザーの皆さまに少しでも長く快適に、そして安心してZENAIM KEYBORADを使っていただくために、ZENAIMは泥臭い改良を続けていきます。
ZENAIM KEYBOARD2およびminiには、こうした改善を詰め込んでいます。より安定したプレイ体験を、ぜひその手でお確かめください。