TOP 繊細でスタイリッシュなキーキャップを、もっとタフに、美しく。
COLUMN 2025.08.25
コラム

繊細でスタイリッシュなキーキャップを、もっとタフに、美しく。

繊細でスタイリッシュなキーキャップを、もっとタフに、美しく。

ZENAIMでは、塗装キーキャップは最高の操作体験を支える要素の一つだと考えています。独特のグリップ感、滑らかな触感、美しい質感。それは他に代えがたい価値です。
一方で、ユーザーの皆さまからは、塗装剥がれ等に対するご懸念の声もいただきました。ZENAIMらしいキーキャップのクオリティと懸念解消の両立に正面から向き合い、塗装の耐久性をさらに高めるための改良に取り組んできました。
パフォーマンスや見た目の美しさを損なわず、より長くご愛用いただける状態を目指したプロジェクトの軌跡をご紹介します。

ユーザーの声から始まった、塗装耐久性の見直しプロジェクト

「キーキャップの塗装が剥がれてしまう」
これは、実際のプレイ環境で製品を使い込んでくださっているユーザーから届いた、切実なフィードバックでした。
まずは返送されたキーキャップを詳細に分析し、何が課題なのかを深掘りしました。その結果、文字の周囲やキーキャップの端部など、特定の部分で摩耗が集中しやすい傾向が見えてきました。使用方法や使用頻度の違いが明確になっていくに従い、開発当初の想定以上の耐久性を持たせる必要があるということが分かりました。
そのため塗装の耐久性に関わる要素(塗料の種類、塗装方法、膜厚、乾燥条件など)を改めて見直し、ひとつひとつ検証を重ねながら、地道な改良を積み上げていきました。

パフォーマンスを守りながら、耐久性を高めるジレンマ

開発の中で私たちを悩ませたのは、「触感・発色」と「塗膜の強度」が時にトレードオフの関係にあることでした。たとえば、トップコートを厚くすれば剥がれには強くなりますが、黒色の発色が鈍くなる、指先での操作感が変わってしまう。そうした新たな課題が発生することもありました。
ただ強化するのではなく、ZENAIMらしさを保ちながら、どうすれば“よりよい状態”にできるかを問い続ける。それが今回のプロジェクトにおける大きなテーマでした。

改良の積み重ねで、より長く使えるキーキャップへ

何度もの試作と検証を経て、塗装保護層に用いる塗料の構成そのものを見直し、ZENAIMらしい触感や見た目を維持しながらも、従来よりも塗装が摩耗しにくい状態を実現しました。もちろん、塗装である以上、使用環境や使用頻度によって摩耗や剥がれが起きる可能性はあります。今回の改良は、ユーザーの声に真摯に向き合い、ZENAIMのこだわりと品質基準を保ちながら、より安心して長く使える状態を目指したものです。

ZENAIMはこれからも、プレイヤーの皆さまの声に耳を傾けながら、細部にわたる改良を重ね、日々のプレイを支える製品をつくり続けていきます。

新製品発表に伴う、各デバイスの比較表

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