TOP ZENAIMアップデートレポート:プレイはさらなる高みへ。デッドゾーンを0.2mmから0.1mmに改良。
COLUMN 2025.07.02
コラム

ZENAIMアップデートレポート:プレイはさらなる高みへ。デッドゾーンを0.2mmから0.1mmに改良。

ZENAIMアップデートレポート:プレイはさらなる高みへ。デッドゾーンを0.2mmから0.1mmに改良。

eスポーツの世界では、コンマ数秒の反応速度が勝敗を分けます。そのわずかな差を制するためには、デバイスの操作精度が研ぎ澄まされている必要があります。ZENAIM KEYBOARDに搭載された「MOTION HACK(RAPID TRIGGER)機能」は、まさにその鍵をにぎる存在です。このたびのソフトウェアアップデートにより、デッドゾーンを0.2mmから0.1mmに改良し、ZENAIM KEYBOARDはその精度をさらに引き上げました。
ゲーム初心者からプロゲーマーまで、すべてのゲームを楽しむユーザーの皆様へ、進化したZENAIM KEYBOARDが提供する新たな操作体験についてご紹介します。

デッドゾーン0.1mmへの進化:なぜ今、ZENAIMは新たな壁を超えたのか?

ZENAIM KEYBOARDの「MOTION HACK(RAPID TRIGGER)機能」は、これまでの0.2mmのデッドゾーンから、2025年7月のアップデートによって0.1mmへと進化します。これは、キー入力における「遊び」の領域をさらに削り、わずかな動きにも即座に反応できる設計を意味します。

なぜZENAIMはこのタイミングでアップデートに踏み切ったのか?その答えは明快です。eスポーツ市場からの「より速く」「より繊細な」操作感への期待に応えるためです。
もちろん、デッドゾーンを縮小することは、誤動作リスクとのトレードオフでもあります。
「安定性を損なわず、レスポンスを向上するには?」という命題を掲げ、ZENAIMは生産データをはじめとした量産品の性能評価を行ってきました。デッドゾーン短縮のためには、それらの計測結果から適切なデータを抽出し、プログラムを最適化する必要がありました。
結果的に独自の制御ロジックの再開発に時間を要することになりましたが、安定性を損なうことなく、この精密な制御を実現しました。これは単なるスペック向上ではなく、「入力装置としての理想形」を追求するZENAIMの姿勢そのものです。

あなたの指とデバイスがシンクロする:ユーザーキャリブレーション機能で最善のパフォーマンスを引き出す

デッドゾーン0.1mmの真価を引き出す鍵となるのが「ユーザーキャリブレーション機能」です。工場出荷時には一般的な環境下での安定性を優先していますが、ユーザーが自身の使用環境に合わせてキャリブレーションを行うことで、プレイスタイルに最適化された反応性能を実現できます。(※なお、デッドゾーン0.1mmの操作体験をご利用いただくためには、キャリブレーションを行うことが必須となります。)

例えば、机の素材や温度変化、手の置き方など、日常的な環境の差が入力反応に影響を及ぼします。ZENAIMはこの繊細なズレを「ユーザーが主体的に調整する機能」として提供することで、キーボードがいつでもあなたに最適な状態を保つよう設計しています。

まるで楽器のチューニングのように、あなたの手に合った設定を導き出す。

ZENAIMは、デバイスが一方的に性能を提供するのではなく、ユーザーとデバイスが共鳴し、互いに高め合う関係こそが、「WELL GAMING」というコンセプトの体現に繋がると考えています。ぜひ、ZENAIM KEYBOARDの「MOTION HACK(RAPID TRIGGER)機能」と「ユーザーキャリブレーション機能」を活用し、eスポーツにおけるさらなる高みを目指してください。

デッドゾーンの微細な調整に関するZENAIMの考え方については、以下のコラムでも詳しくご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
👉 「デッドゾーンとは何か?」コラムを読む

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